フェネクスの吉徳×忍野忍の日本人形フィギュア, yoshitoku×Oshino Shinobu japanese doll figure from FNEX

〈物語〉シリーズ

吉徳×F:NEX 忍野忍 -日本人形- 1/4スケールフィギュア

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吉徳 × F:NEX『日本人形フィギュア』第14弾は「忍野忍」

フリューの高品質ホビーブランド『F:NEX』より、TVアニメ『〈物語〉シリーズ』の「忍野忍」がF:NEXオリジナルポーズで日本人形フィギュアになりました。

フィギュアも日本人形も“顔が命”

空を見上げ微笑む、可愛らしい表情を丁寧に作り上げました。大きな瞳や目尻のまつ毛も細部までこだわり、吸血鬼ならではの耳のとんがりや立体感は造形で表現しました。頬にははっきりとしたチークを入れ、より一層可愛らしく仕上がりました。

市松人形師「山崎明咲」氏の手による衣装原型

衣装原型は、市松人形師「山崎明咲」氏による制作です。典型的な着せ付けにこだわらず、ドレスの要素を加えることで、裾回しを中心とした着物のラインをスマートに表現しました。小柄な忍のボディラインを活かした着物のフィット感、傘を差した姿の自然なシワ感、どこから見ても可愛らしい様子は、氏ならではの造形です。

プロフィール

市松人形師　山崎明咲
美術工芸高校の彫刻科、服飾専門学校のスタイリスト科を卒業。
造形会社勤務を経て、フィギュア・玩具の原型師となる。その後、市松人形の魅力に触れ、市松人形職人「藤村光環」に師事。修行期間を経て独立し、市松人形制作を生業として活動するようになる。数々の展示会に参加する傍ら、テレビ番組出演もこなす。海外との交流もあり、ドイツ、アメリカ等での展覧会へも参加。

2006年市松人形師「藤村明光」（現「光環」）に師事、以後数々の展示会に参加し始める
2009年「山崎明咲」として独立
2010年都内百貨店にて個展開催（以後恒例となる）
2012年市松人形「啐啄の会」結成。同会主宰「にんぎょううらら展」に企画・運営・参加（以後恒例となる）
2013年十の異業種江戸職人グループ「もの型り」を結成

「世界観」と「伝統的な和」の融合

振袖部分の生地は、「型友禅」による染物です。
縫製ラインをまたいでも柄同士が繋がる絵羽模様の技術を取り入れ、忍野忍のキャラクターを鮮やかに表現しました。

また、忍の好物の「ドーナツ」を二枚重ねの内一枚目に施し、「花」柄や生地をコーラルカラーで彩る事で愛らしさを際立たせています。
これらの生地は、京都の老舗織物商『西村庄治商店』が京都の友禅工場にて染め上げました。
「ドーナツ」「花」柄の振袖は16色、「蝙蝠」「夜空」柄の振袖は12色使用し、一型一色の染織を複数回繰り返す友禅染で手間をかけて仕上げました。

染織前の白生地にもこだわっており、地紋が織り込まれた、綸子（りんず）と呼ばれる高級感のある生地を使用しています。友禅で染められた鮮やかな柄の中から、白生地の地紋が浮かび上がる様子は、まさに隠された気品を感じさせます。

プロフィール

西村庄治商店
1828年（文政11年）京都室町に、美術織物商として創業。
和柄生地に特化したユニークな生地メーカーとして、現在に至る。
代々老舗として培ってきた古き伝統を、伝統美の世界の中でのみ生かすのではなく、現代の様々なライフシーンの中で、新鮮なデザインモチーフとして提案し、時代のニーズにあった商品を提供し続けている。