吉徳 × F:NEX
『日本人形フィギュア』第8弾はアルベド
最凶ダークファンタジー『オーバーロード』シリーズよりアルベドが、妖艶で美しい日本人形フィギュアになりました。
人形の老舗・吉徳とのコラボレーションで実現したアルベドは、鮮やかな着物に身を包み、美しい伝統模様には随所に金彩が施され、豪華さを引き立てています。
フィギュアも日本人形も「顔が命」。
漆黒の翼を羽ばたかせ、艶めかしいポージングのアルベド。透き通るような白い肌に、猫のような瞳と、紅がほのかにのった唇。長い髪はグラデーションがかかり、美しい色合いで揺らめきます。金色の扇を構え、艶やかな表情のアルベドは、ゾクっとする美しさを秘めた、至高の一品に仕上がりました。
日本の伝統を纏い妖艶に佇む、アルベドを是非お手元にお迎えください。
フィギュアも日本人形も“顔が命”
金色の扇を手に、艶めかしいポージングのアルベドは、紅がかった唇に、長い髪はグラデーションで、美しい色合いと揺らめきを見せます。思わずゾクっとする美しさです。
色鮮やかで豪華な髪飾りがアクセントとなり、アルベドの可愛さを一層と引き立てます。頭から突き出した山羊のような角も、もちろん健在です。優雅にはばたきを見せる漆黒の翼は、偏向パールで見る角度によって様々な色味を楽しめます。
優美で妖艶な所作を彩る人形職人「二代目 津田蓬生」氏の手による衣装原型
氏がこだわったポイントは、アルベドのボディラインのままタイトで美しく、かつ妖艶な所作を表現したシルエットです。従来の日本人形の手法に捉われず、フィギュアのボディラインを活かす全く新しい手法のもと、衣装の型を一から起こしました。着せ付けに強弱を持たせる工夫を凝らし、全身で魅せるアルベドを表現しました。
「二代目 津田蓬生」氏 プロフィール
初代 津田蓬生に師事し、衣裳着人形製作に70余年。
画家や彫刻家の作品に学びを得つつ、創作人形の製作にも携わる。
常に新たな人形の可能性を模索し続けている。
・1987年 文部大臣賞を受賞
・1988年 内閣総理大臣賞を受賞
・1990年 東京都知事より「東京都伝統工芸士会員」に認定
・1991年 文部大臣賞を受賞
・2009年 文部科学大臣賞を受賞
・2016年 経済産業大臣指定の伝統的工芸品に従事する「伝統工芸士」に認定
和柄図案家「成願 義夫」氏による、美しく、妖艶な衣装デザイン
身に纏った着物は、生地の選定や銀彩のデザイン等、徹底的にこだわりました。
優美で妖艶な雰囲気を表現するべく、黒と白を基調にした衣装には、厳かな白の曼珠沙華(彼岸花)に、鮮やかな紅の牡丹と梅の柄を配しました。更に、ナザリック地下大墳墓の守護者に相応しい衣装とすべく、鋭く光る、アルベドをイメージした蜘蛛と蜘蛛の巣の銀彩を施しました。
デザインの原案は、長年日本の伝統文様を研究し、着物や壁面装飾をはじめ、幅広い分野で和柄を創作・デザインされている、成願義夫氏による製作です。
「成願 義夫」氏プロフィール
株式会社京都デザインファクトリー代表取締役
伝統文様研究家、装飾画家、アートディレクター、
グラフィックデザイナー、伝統産業商品開発アドバイザー
著書は、和柄デザイン素材集を10冊以上、大人の塗り絵を3冊執筆。
【 近況 】
・2017年 長野県善光寺納骨堂の納骨壇のデザインを担当
・2018年 氏がデザインした金属製スマホケースが、英国ウェールズ国立博物館にて
永久保存される事が決定される
・2019年 京都駅ビルのフォトスポット四箇所のデザインを手がける
アルベドを美しく包みこむ伝統の技、京都の型友禅
1から作り上げた図案を基に、振袖部分の生地は、京都の老舗織物商『西村庄治商店』が、同じく京都の友禅工場にて染め上げました。
一般的な友禅は、白生地の上に柄を彫った型を載せ、その柄部分のみを1色1色染色していきます。1色につき1型使用し、それを複数回繰り返すことで、1枚の絵柄を浮かび上がらせます。そして、蒸すことによって色を定着させ、水洗し、皺を伸ばして仕上げる、という工程を経て完成します。
今回の場合、黒の振袖・白の振袖、共に15型使用し、それぞれ15回ずつ分けて染色しております。手間と時間を注がれて染め上げられた生地は、独特の深みのある色合いを放ちます。
「西村庄治商店」とは
1828年(文政11年)京都室町に、美術織物商として創業。
和柄生地に特化したユニークな生地メーカーとして、現在に至る。
代々老舗として培ってきた古き伝統を、伝統美の世界の中でのみ生かすのではなく、
現代の様々なライフシーンの中で、新鮮なデザインモチーフとして提案し、
時代のニーズにあった商品を提供し続けている。
360°どこから見ても妖艶で美しい
漆黒の翼を羽ばたかせて、金色の扇を片手に、艶めかしいポージングのアルベド。紅がかった唇や、美しい色合いと揺らめきを見せる長い髪、鮮やかな着物と妖艶な所作…etc
どこまでも美しい、着物姿のアルベドを360°ご堪能ください。
日本の伝統を纏い妖艶に佇む、アルベドを是非お手元にお迎えください。
金襴生地による、薔薇状の帯の結び
乱菊に梅、流水の柄を配した帯は、全体のバランスが取れるように、
サイズと配色を1から調整して製作した、金襴の生地を使用しました。
金襴は、金糸や銀糸を織り込んだ伝統的な織物です。
金襴帯の結びの形状は、薔薇をイメージしました。
髪の毛と羽根の隙間から覗いて見える薔薇の花が、細かな部分まで華やかさを惹き立てます