
開発担当者が語る、造形と彩色のこだわり、苦労した点や見どころまで詳しくご紹介します。
フリューとして『にじさんじ』のフィギュアを展開していく中で、「男性ライバーもより積極的に、熱量を持って展開していきたい」という強い想いがありました。
小柳ロウさんはヒーローズとしての世界観や、クールで端正な雰囲気がとても印象的なライバーさんです。戦闘シーンとして立体化した際の見映えや、フィギュアとしての存在感もイメージしやすく、開発チームとしてぜひ挑戦したいと思い、企画が進みました。

最大の見どころは、やはり「かっこよく躍動感のあるポーズ」と「極限まで作り込んだ衣装」です。
ポーズはフリューオリジナルで、ヒーローズらしく戦闘中のシーンです。このダイナミックなポーズだからこそ多層構造のマントが美しく翻り、戦いの迫力と衣装の美しさを兼ね備えた、360度どこから見てもお楽しみいただける仕上がりになりました。

小柳さんの衣装はとにかく情報量が多く、「これほど細部まで考え抜かれているのか!」とママ絵師様のデザインに驚きと感動を覚える一方で、それを立体として再現するには非常に苦労しました。
例えば、背面のマントですが、薄い生地を何層もレイヤードした上にそれぞれ異なる模様が描かれた、繊細で複雑な造形となっています。
さらに、マントの金魚柄をはじめとするすべての模様は、一つ一つの向きや配置が厳密に決まっているため、設定資料と何度も見比べて緻密な調整を重ねました。
その他にも、腰回りの時計の長針のような装飾の位置や数、細いベルトの熱帯魚チェーン、腕のリーフィーシードラゴン柄など、細かなディテールまで徹底的に追求しています。
また、手に持った剣の重厚なメタリック感や薄い生地の透け感といった「質感の違い」に至るまで、衣装の魅力を余すことなく立体に落とし込んでいます。


実は、「オトモも一緒にいさせてほしい!」という版元さんからのご希望がありまして、一緒に立体化しました。ヒーローズにはかかせない相棒の存在が加わることにより、世界観がより深く伝わる構成になりました。

どこから見ても新たな発見があるほど、細部まで情報量を詰め込んでいます。
ぜひ間近でじっくりと眺めていただき、徹底的にこだわり抜いた装飾や衣装の細やかさを、心ゆくまで楽しんでいただければ幸いです!
©ANYCOLOR, Inc.