
開発担当者が語る、造形と彩色のこだわり、苦労した点や見どころまで詳しくご紹介します。
まずは、1/2スケールならではの圧倒的な存在感とボリューム感です!全高約26cmという本体の大きさに加え、大きく広がった羽や存在感のある尻尾によって奥行きもかなりあり、写真で見る以上の迫力を感じていただけます。過去に登場したルンルンさんのフィギュア(約20cm)と並べて飾って楽しめるサイズ感やポーズを意識して制作しました。
ポーズはフリューのオリジナルです。お座りしながら首を少しかしげた姿にすることで、悪魔らしい恐ろしさや見た目を活かしつつ、でびでび・でびるさんならではのちょこんとした可愛らしさも表現しています。

設定画の印象をどこまでも忠実に再現することにこだわりました。胸元の宝石はメタリック塗装に美しいグラデーションを効かせ、羽にはハイライト塗装を施して筋の立体感を強調しています。
また、目元の表現も一色ではありません。瞳・まつ毛・アイライン・黒目の三角部分・ハイライトに至るまで、設定資料に合わせて複数の色を細かく使い分けることで、でびでび・でびるさんらしい生き生きとした表情を生み出しています。

「数か月かけたフロッキー加工を断念し、ソフビ仕様へ変更した決断」ですね。企画段階ではルンルンさんと揃えてふわふわ感を出したかったため、同じくフロッキーフィギュアとして進めていました。ですが、実際に製作してみると大きな壁にぶつかったんです。
でびでび・でびるさんはベースの毛が黒いのですが、黒いベースに白いフロッキーを乗せると全体が白っぽくなってしまい、まるで生まれたての赤ちゃんのような仕上がりになってしまったんです。それはそれで凄く可愛かったのですが、それでは悪魔らしい恐ろしさが出せませんし、でびでび・でびるさん特有の深みのある黒も表現できませんでした。
かといって黒い毛を乗せると今度は白い部分が表現できませんし、白と黒の両方の毛を乗せるとなるとパーツを分割する必要があります。しかしパーツを分けると境目がグラデーションにならず、設定通りの自然な色変化が再現できないという問題が生じました。
様々なパターンを試しましたが、最終的に「設定の色味を最大限に再現すること」を最優先とし、版元様ともご相談の上、苦渋の決断でフロッキーを断念しソフビ仕様へと切り替えました。
結果として、毛並みや角の凹凸、筋の入った羽のディテールも造形でしっかりと表現できましたし、色味も一切妥協することなくでびでび・でびるさんらしさを追求することができたので、この決断をして本当に良かったと感じています。


写真で見るよりも実物は思った以上にデカい!と感じていただける仕上がりになっています。ぜひ飾るスペースをばっちり準備してお迎えいただき、この迫力を体感してください。ルンルンさんをお持ちの方は、ぜひ並べて飾っていただけると嬉しいです!

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